「お柩に入れてはいけないもの」
火葬場でお柩を火葬する際、「お柩に入れてはいけないもの」が迷信的な部分も含め存在します。
葬儀の際良くされる質問なのでご参考にしてください。
◇金属・ガラス・陶器・プラスチック製品
火葬炉の高温で溶け出すと、ご遺骨にへばりつきご遺骨を変色させるおそれがあります。
メガネや入れ歯は収骨の際、骨壺に一緒に入れてあげると良いでしょう。
◇密閉容器全般
缶詰や蓋つきの瓶などは破裂のおそれがあり、非常に危険です。、火葬炉内部を破損させるおそれがあります。
◇果物
大きく水分の多い果物は燃焼を妨げるおそれがあります。どうしても入れてあげたい場合は、
葬儀社さんにお願いして小さくカットすれば良いでしょう。カットしているからと言って入れすぎは禁物です。
◇カーボン製品
趣味の道具でよく使われる「カーボン製品」・釣道具やゴルフ、テニス。良く問い合わせをいただきますが最悪、
火葬炉を破損させるおそれがあり、非常に危険です。どうしても入れてあげたい場合は、
燃える素材で作られた火葬用の模造品がありますので葬儀社さんにお問合せ下さい。
◇生きている人が写った写真
生きている人が写った写真は意外と頼まれることが多いのですが、
写っている人が連れていかれるという迷信があるためご遠慮しています。
◇革製品
皮財布・バックなど、こちらもよく入れてほしいとご依頼されるのですが、
革製品と一緒に火葬すると故人様が生まれ変わった際に 「四足の動物」に生まれ変わると言い伝えられています。
まとめ
言い伝えの部分もありますが、実際危険なものも多数あります。
ペースメーカーや義足などがある場合は前もって葬儀社さんに伝えておいた方が良いでしょう。
そして、どうしても入れたいものがある場合は、ご自身の判断で入れるのではなく、必ず葬儀社さんに相談してください。