香典は「袱紗(ふくさ)」に包んで持っていく!?
袱紗(ふくさ)とは、絹や縮緬(ちりめん)などでできた四角形の布で一重あるいは二重に縫製され、
中のものが汚れないようにするためのものです。
香典は汚さないように、必ず袱紗に包んで持っていきましょう。
袱紗はご祝儀袋などのお祝いの場でも使用するため派手なものも販売されていますが、
お葬儀の場では紺やグレーなど控えめなものを使用します。暖色系は慶事用、
寒色系は弔事用ですが紫系はどちらにも使えるようです。
ふくさの包み方は、お祝いごとの場合は「右前で上向き」
お悔やみごとの場合は「左前で下向き」になるように包みます。

お布施と数珠
※写真はイメージです
最近は包む手間のいらない、最初から袋状になっているブックタイプも販売されています。
ブックタイプは香典をそのまま入れることが出来るので大変便利です。
このタイプは右手で扱いやすいように「右前」でも構いません。
香典やご祝儀袋は、はだかで持ち歩かないように気を付けましょう。